鎌倉常盤の漢方内科--田中医院

天王補心丸 (てんのうほしんがん)

不眠症、自律神経失調症、神経衰弱、発作性頻脈、心臓神経症、健忘症(物忘れ)、口内炎、甲状腺機能亢進症、高血圧により心と腎が弱っている人に効果があります。

天王補心丹(てんのうほしんたん)ともいい、中国元の時代に著された「世医得効方」に記載されている天王補心丹(てんのうほしんたん)が基の処方です。

地黄(じおう)、当帰(とうき)、麦門冬(ばくもんどう)、遠志(おんじ)、桔梗(ききょう)、茯苓(ぶくりょう)、酸棗仁(さんそうにん)、天門冬(てんもんどう)、柏子仁(はくしにん)、丹参(たんじん)、党参(とうじん)が主成分です。

「世医得効方」の天王補心丹はこれに五味子(ごみし)、玄参(げんじん)が入っていますが、天王補心丸(てんのうほしんがん)には、五味子(ごみし)、玄参(げんじん)は入っていません。

成分を粉にして丸めるために蜂蜜、滑石(かっせき)、ミツロウを用いています。

とても良い処方で、丸薬で飲みやすいのですが、残念ながら健康保険が使えません。当院では、大量に購入することで、実費でお分けすることが可能です。

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